従来、レンズを選ぶ際、消費者はまずブランドを重視する傾向がありました。大手レンズメーカーの評判は、消費者の間で品質と安定性の象徴とみなされていました。しかし、消費市場の発展に伴い、「自己満足的な消費」や「徹底的なリサーチ」といった要素が、現代の消費者の行動を左右する重要な要素となっています。そのため、消費者はレンズの仕様をより重視するようになりました。レンズの仕様の中でも、アッベ数はレンズを評価する上で非常に重要な指標です。
アッベ値は、光がレンズを通過する際にどの程度分散または分離されるかを示す指標です。分散は、白色光が構成色に分解される際に発生します。アッベ値が低すぎると、光の分散によって色収差が生じ、特に光源周辺で顕著に、対象物の周囲に虹のような色のにじみが現れます。
このレンズの特徴は、アッベ数が高いほど周辺光学性能が向上し、アッベ数が低いほど色収差が大きくなることです。つまり、アッベ数が高いほど分散が少なく鮮明な視界が得られ、アッベ数が低いほど分散が多く色収差が大きくなります。したがって、光学レンズを選ぶ際には、アッベ数の高いレンズを選ぶ方が良いでしょう。
ここでは、市販されているレンズの主要素材のアッベ数(Abbe値)を確認できます。

